病床短信 (NO.11)

4月24日(月曜日)  
※ 病床短信 ( NO.11 ) を、受けとりました。  


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        どんな終末が待ってゐるのだらう

  この4月で入院して九ヶ月になります。患者の中でも古株かも知れ
 ません。 看護人の入れ替えもあり、変化もあります。真夜中の二時
 や三時に目が覚めるやうになり、患者の死を感じることもあります。
  
  自分もああいふやうにこの世を去って行くのだとある種の覚悟を迫
 られます。それが周りに学ぶことでせうか。 最近脚力が衰えて十分
 立つのが苦痛になりました。 

  「共生の月」出版の目処はつき、次は「中間の月」だと俳句作りに取
 りかかってゐます。粗製乱造で300首は既にパソコンに入ってゐます。
 今は数を作ることに励んでゐます。

  今まではノートに書いてゐましたがいきなりパソコンに打ち込むこと
 の便利さを知りました。もう後戻りはできません。

  自分の句を詠太で聞いて直してゐます。 もう電子人間です。 


     
             文   苑 
         
      病室に 新たな患者  
                  百千鳥

     車行き町の活気や
                  猫の恋

     春光や パソコン開き
                  三百句
 
 

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テントウムシが出て来る 29.4.24
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病床短信 (NO.10)

4月9日(日曜日)  

※ 病床短信 ( NO.10 ) を、受けとりました。  


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        実践に憧れて三十年以上経ちましたが

  実践という言葉が好きでずうつとそれにこだわってきました。
 『実践国語』といふ雑誌を購読したり、実践国語といふ研究会に入れ
 てもらったり『実践人』を今も購読してゐます。

  言うこととすることの違う人は信用できないからです。 自分はでき
 るだけ実践を心がけてきました。 それで、実践の人とそうでない人を
 見分ける力が付きました。

  実践を重んじる森信三との縁が大きかつたと考へてゐます。 森は
 京大の哲学科を首席で卒業しましたが、不遇な人生を送つてゐます。
 人生どう生きるべきかといふ哲学を生み出しました。 それが全一学
 です。

  これからの日本人の進むべき道を正しく示してゐます。 心ある人
 たちがその教へを実践してゐます。 
 ハイという返事・朝の挨拶自分から・椅子を入れ靴を揃へるという実践
 です。 実践をすれば分かります。 
 他にも腰骨を立て主体性を育てます。 


       文   苑  
         
      立ち番の 頭上を雁の  
                  帰りたり

     彼岸会や 縁者を回る
                  仏事の日

     春泥や 靴を汚して
                  元気な子 
 

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金毘羅歌舞伎初日 桜満開 29.4.


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病床短信 (NO.9)

3月25日(土曜日)  

※ 病床短信 (NO.9) を、受けとりました。  


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        言ひ訳は成長を押さへ見苦しいもの

  ずうつと昔、先輩から言ひ訳はするなと教へられました。簡単なやう
 ですが、良い教へでした。これで学ぶ姿勢ができました。

  自分が教へる立場になった時、言い訳をする人はその場を無難に
 切り抜けてそれで終はります。 忠告を完全に無視します。 この人 
 は駄目だと判断しました。

  自業自得だから何時の日にか必ず代償は払わねばならぬと捨て置
 きました。 薄情な指導であつたと思つてゐます。

  私は言い訳をすると反省の機会を失ふことを体験から学びました。
  言い訳をさせてもらへないと何時までもその問題に引きかかつてゐて
 自分の間違ひに気付く事があります。 それだけ考へる時間をもらつた
 のです。

  何にも両面があります。自分は完全な仕事ぶりと認められてゐたのか
 口だけの人間と思はれてゐたのか考えてほしい。 


       文   苑  
         
      はがき来る 繋がり確か  
                  春がすみ

     春暁の 徐々に広がる
                  視界かな

     財田川 土手に土筆を
                  探しをり 
 

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つくしいっぱい 29.3.25

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病床短信 (NO.8)

3月13日(月曜日) 

※ 病床短信 (NO.8) を、受けとりました。 


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       病室のあれこれ~~~人間関係

 病室からはいろんな音が聞えてきます。楽しそうな笑ひ声、ここには看護
 師の声も混じつてゐます。病状の安定が感じられます。羨望の念生ず。
  嫌な感じをわざと出してゐるやうな患者もゐます。その人が射ゐなく
 なっても次に変な声を出す人が必ず出てきます。 病院とは因果な所 
 です。またある病室からは看護師さんの叱る声が聞えます。毎日同じ
 ことで叱られてゐます。

  私はタブレットの音が高いとよく叱られます。 テレビの音より高くは
 ないと思うのですが下げさされます。 パソコンの音も同様です。 
 あまり他の患者が出す音と違うからかもしれません。 

 何も音の出ない病室もあります。妻があのやうに静かに過ごせないの
 かと注文を付けます。 


       文   苑  
         
      賑やかな 看護師の声  
                  病室に

     春暁の 眠れかしとの
                  叱り声

     春麗ら 熱を帯びたる
                  立つ稽古 
 

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病床短信8 仏の座 29.3.113

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病床短信 (NO.7)

3月13日(月曜日) 

※ 病床短信 (NO.7) を、受けとりました。 


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       句集「共生の月」を出そうと準備中です

 病室で3月の声を聞きました。
 時間を持てあまします。頭だけでも働かしたいものです。
 藤田善秋さんの「よろしければ」を一気に読み切りました。
 無駄の無いよく練られた文章でした。名文です。

 俳句は短いので練るには息が切れないやうですが、どう練れば良い
 かが分からないものです。
 共生といふ題を付けたのは、吾が入院生活を無事に終へることがで
 きるやうにとの願ひを込めてゐます。みんなと繋がってゐたいのです。


 入院前の俳句が思ったほど無くて、病院で粗製濫造に励みました。
 本当はノウトがどこにあるかさへ分からぬものです。

 俳句の他に擬古文を添えてあります。文語を使った現代人の文章です。
 外来語をだう書き表すか悩みました。 


       文   苑  
         
      看護師の 秘め事語る
                  日永かな

     春暁の 雨の音にぞ
                  驚ける

     遠きより 便りの届く
                  春の雨 
 
 

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つくし病床短信へ 29.3.13

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プロフィール

山 さくら

Author:山 さくら
山 さくらのブログへようこそ!

私は町の宝物 《讃岐源之丞・宗吉瓦窯跡》 を、次世代に繋いでいきたいと思う仲間と共に、学び、練習を重ね充実した日々を過ごしています。
我家は、私・長男夫婦です。
平日は次男の子(孫男11歳・8歳・3歳)が来ますので3世代家族です。

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